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うすき節句まつり 端午

歴史ある武者人形とともに男児の健やかな成長を祝う

臼杵には、江戸時代から続けられている5つの節句があります。その節句とは、人日(1月7日)、上巳(3月3日)、端午(5月5日)、七夕(7月7日)、重陽(9月9日)です。今では、3月3日のひな祭りと5月5日の端午の節句が続けられているだけですが、城下町としての歴史を誇る臼杵には蔵の中に眠っているひな人形や武者人形がたくさんあります。そこで、歴史の一端を担ってきたカブトや武者人形を武家屋敷に飾り、人形を通して古き良き伝統文化を楽しむとともに子供達の健やかな成長を祈ろうというのがこの祭りです。

稲葉家下屋敷・旧平井家住宅は、安政6年(1859)に建築され臼杵藩では上級武士にあたる200石取りの武家屋敷です。江戸時代後期の建築様式を駆使した建物は、当時の上級武士の暮らしを垣間見ることができる貴重なお屋敷です。

5月の連休は、歴史ある建物とともに風情ある5月人形を観賞してみませんか。

場所 臼杵市祇園洲6番の6
稲葉家下屋敷・旧平井家住宅
武家屋敷に飾られた段飾りやカブト、武者人形。天井の棧が床の間に向かった床刺(とこざし)の間(=切腹の間)や客人用と家人用に区別された玄関、天井板を張らないままになっている天井なども必見です。
問合せ先 臼杵庁舎商工観光課
TEL 0972-63-1111(内1264)
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