[13] 中元・生身玉
参考文献 臼杵の殿様暮らしと食 (大分合同新聞社)
節分 節分は今では立春の前夜の豆まきの行事として知られていますが、昔は年越しの前夜に行われ、年越しの行事は年に二度行われることもありました。 稲葉家の日記には、門や部屋ごとに柊の枝に鰯の頭をさし、年男が豆まきをしたことが記されています。いずれも厄よけを祈願したものでした。
【節分料理】
お彼岸 春と秋の彼岸といえば、今ではぼた餅を供えたり食べたりするのが一般的ですが、江戸時代文政の頃(1818〜29)には、江戸ではぼた餅の風習はなかったといわれています。 それを裏付けるかのように、江戸屋敷の日記にはぼた餅を作ったという記録が見られませんが、臼杵の文政七年(1824)には作ったという記録が残っています。