臼杵といえばふぐの本場。その中でも、食べてみれば違いがわかる、と言われるほどの逸品。

新鮮なふぐの風味が生きているふぐしゅうまい。通販でも購入できる。（通販価格：8コ入り1,100円）

昨年嫁いだばかり、という若女将。美しい笑顔が魅力だが、カメラを向けると緊張気味。

平成元年に日本料理屋として創業した「高島」。その前身はレストラン。結婚式の料理を頼まれる程だったが、和食一本で、という思いから生まれ変わった。店の名前はうまい魚が採れると評判の豊後水道に浮かぶ無人島「高島」から付けられた。

ここでのお勧めは何といっても「ふぐ」。その日水揚げされたばかりの生気あふれる新鮮なふぐを一流の腕で造り上げられた本格ふぐ料理はまさに逸品。8,000円、10,000円、12,000円と予算に応じてふぐのコースが選べ、ふぐ刺し、ふぐの唐揚げ、ふぐちりなどが楽しめる。10,000円以上のコースには、ふぐ寿司、ふぐしゅうまいも入っている。ふぐの本場臼杵でも珍しい「ふぐしゅうまい」はここが元祖ではないかとも言われている。

会席料理は3,000円から。季節ごとの様々な海山の幸が堪能できる。

60名の大宴会場、8名から10名の中宴会場、家族やグループで利用できる小部屋と、用途にあった大小宴会ができるから、ぜひ利用したい。完全予約制。

また、臼杵にはちょっと行けない、という遠方の人でも、「ふぐしゅうまい」や、とらふぐのセットを通販でも購入できる、というからうれしい。「高島」を訪れた人からの「ふぐ料理を宅配して欲しい」という声に応えるために作られた「ふく亭本舗」という宅配工場から、全国に直送している。

実は、「高島」が長男、宅配工場の「ふく亭本舗」は次男がやっており、また大分市の料亭「ふく亭本店」では三男が大将として腕を振るっている。

三男の嫁の姉が長男の嫁、つまり「高島」の若女将だというから、まるでテレビドラマに出てくるような仲の良い兄弟たちの姿が容易に想像できる。

この兄弟たち・各店舗を見守りながら、父親・「高島」創業者の大将は社長業に忙しいとか。