山庵(やまなん)★

風流で気品に満ちたお店。心から安心してくつろげるから、ぜひみんなで利用してみて。

ここでは季節に応じてその時々の旬を味あわせてくれる。素材もその日水揚げされた新鮮なものを使うというから見逃せない。 

 

左:見た目とは裏腹にとても明るい「山庵」大将。趣味は津軽三味線。その道8年の腕前は森山流名取りの声がかかるほど。
右:次女の優子さん。明るい性格は社内の男性の憧れの的!?ちなみにSMAPの中居くんのファンだとか。

この3月に店を新しく移転、オープンしたここ。和風造りの店内は各部屋ゆったりとしたスペースをとってありリラックスできる。
 臼杵のシンボルとも言うべき、鎮南山の”山庵寺”と、ここの大将の名字”山田”の文字をかけて「山庵」にしたという店名のここでは、日本料理をメインにその季節の旬の魚を食べさせてくれる。その日水揚げされた新鮮な素材を使った料理はどれも逸品揃い。ここのおすすめはやっぱりふぐ。「ふぐはポン酢が命」という大将、創業以来ずっと受け継いできたここだけの味はフンドーキン醤油を使っているのだそう。フンドーキン醤油株式会社創立者の小手川金次郎氏もよくこの店に足を運んでいたという。歴史ある味に地元でも根強いファンは少なくない。もちろん素材にもこだわっている。豊後水道の採れたてを使った「ふぐ御前」(3500円)は予約なしでもOK。昼からでも頂けるからちょと贅沢な昼食にぜひ。宴会にはふぐコース(10000円)。ふぐの唐揚げも付く豪華内容は大満足間違いなし!人数も50名まで収容可能だから安心。また、今回新しく登場した”小丸ずし”(1500円)はおみやげ等に最適。ネタにふぐの身を使った贅沢なこの握りずし、あっさりしたふぐの身とシャリが絶妙にマッチ!手まり型をして、見た目にも可愛らしいこの商品は新たな人気メニューになりそう。
 最後に「山庵」の悩みについてふれておこう。現在山田家には男性の後継者がいない。今のところ気立てのいい3人姉妹が有力候補だとか。「行く行くは娘の婿殿が後を継いでくれれば...」と胸中を語る大将。我こそは!と思う方はぜひお店へ行かれてみては?参考までに、長女の千鶴子さん(24)と次女の優子さん(23)はフンドーキン醤油株式会社に勤務、三女美穂子さん(19)は専門学校に通っている。


山庵

大分県臼杵市掛町

TEL0972-63-8899